トパーズ
2つのタイプ
Topaz
化学組成…Al2(F,OH)2SiO4
硬度…8
語源…1.トパゾン島(Topazion)「地名」
2.トパス(topas)サンスクリット語「火災」
3.トパーゾス(topazos)ギリシア語「捜し求める」
4.()サンスクリット語「心」
和名…黄玉(おうぎょく)
結晶系…斜方晶系
比重…3.54
屈折率…1.62−1.63
複屈折量…0.010
光沢…ガラス状
トパーズの語源は、候補がたくさんありますが、はっきりとしていません。
トパゾン島は、今で言うセントジョーンズ島のことです。そして、そのトパゾン島で取れたトパーズは、紙やすりで削ったといわれていますが、硬度8のトパーズは、紙やすりでは削ることはできません。 現在、セントジョーンズ島では、ペリドットが産出しています。トパーズは、もともとはペリドットのことを指しており、いつから今のトパーズのことになったのかは不明であるとも言われています。
トパーズには、水酸基(OH)タイプとフッ素(F)タイプに分別され、OHが多いタイプは黄色やオレンジ、ピンク色などになり、Fが多いタイプは無色や青色、黄色、褐色などになります。