アメシスト
高貴な紫
Amethyst
化学組成…SiO2
硬度…7
[ 写真提供(左側) : Seventhly's home page ]
左から、アメシストのルース、アメシスト(クラスター)、ベラクルス産アメシスト。
語源…1.ア(ノット)+メタス(a(not)+methus)ギリシア語
「しない+酒に酔う」
2.アメタストス(amethystos)ギリシア語「酔わせない」
和名…紫水晶(むらさきすいしょう)
結晶系…三方晶系
比重…2.65
屈折率…1.54−1.55
複屈折量…0.009
光沢…ガラス状
紫の宝石といえば、誰もがアメシスト(紫水晶)を思いつくのではないでしょうか?この、アメシスト、唯一宝石店でよく見かける(シルバージュエリーショップ、ルース販売店、パワーストーン店などを除けば)水晶です。
多色性があり、美しく透き通った紫色。それこそ、聖徳太子の時代から紫は高貴な色とされてきましたが、高貴に相応しい色を持っているのがアメシストだと思っています。
あの、サファイアでされ、紫色のものは東洋のアメシストという別名がつけられるくらいなのです。
なお、アメシストは、長い間太陽光に当てることで、退色しますので注意が必要です。