1年間


ルースを集め始めたのは2004年の10月も末のことでした。その頃はこんなことになろうとは夢にも思わず、ほんの少しの石だけを集めるつもりでした。そう、3石から5石程度。

なのに、1年とちょっとで、18の石がわたしのもとに嫁いできてくれました。これを、多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれだと思いますが、コレクターの人たちからみれば、それは大変に少ない数であると思います。おそらくは、1年に数十から数百の石とご縁がある人が多いのではないでしょうか。

どこかで、同じようなことを書いたかもしれませんが、基本的にわたしが購入するのは、自分が気に入ったあるいは、気になる石のみです。どんなに美しくとも、どんなにレアな石でも、わたし自身が「ピン!」とこなければ購入はしていません。

さらには、大きさです。宝石的にはなるべく大きくて、なるべく内包物が少なく、なるべく、カットや色がきれいで…というのが一般的な宝石の集め方なのかも知れませんが、わたしはそうではありません。ちょっと変わったユズレないポイントがあるのです。

それは、まず、大きさ。えっ?さっきと言っていることが違うって?いえいえ、そうではありません。わたしの場合、逆にあまり大きなものは好まないのです。大きくても10ミリ程度のもの。まぁ、ちょっと位超えてもいいけれど、あんまり大きなものはイヤ。だって、大きい宝石ってレアかもしれないけれど、可愛さに欠けるような気がするんだもの。それにね、360度何処から見ても、庶民なわたしは、大きい宝石を持っていても、まさに宝の持ち腐れ。勿論、現実的に金銭問題もあるけれど、例えばちょっとした金額である程度の大きさのもの(指輪にするには大きすぎるというような大きさ)を購入できたとしても、敢えて、購入はしていないのです。だから、逆に苦労することもあるんです。大粒のものが出回っていることが多い宝石だってあるんですもの。イヤ、安いけれど、そんなに大きなものはいりませんってば!

あと、もうひとつのこだわり。それは、産地。この石は、どこどこ産じゃないとイヤっていうのではなく、産地表示していないものはイヤなの。今は、ひとつの宝石につき、1石ずつしか購入していないけれど、いつか、遠い将来に、同じ宝石で違う産地のものを集めてみたいなぁって思っているから…。それと、同じ宝石でも産地によって、内包物の入りかたが全然違ったり、色や輝きが微妙に違ったりということがあるから。

というわけで、かなりスローペースな収集パターンになっていますけれど、ギャラリーのupは、どうかゆっくりとお待ちくださいませね。

inserted by FC2 system