十力の金剛石

宮沢 賢治 著

十力の金剛石

宮沢賢治は、盛岡高等農林学校で地学を専門に学んだことがあり、宝石・鉱物についての知識は詳しく、また幼少の頃から石が好きで、石っ子 賢さんと呼ばれていたそうです。

宮沢賢治の著書には、様々に宝石や鉱物が出てきます。例えばあの有名な「銀河鉄道の夜(Amazon.co.jp) 」には黒曜石の線路図や水晶の砂。「貝の火(Amazon.co.jp) 」は貝オパールのお話です。

そして、この「十力の金剛石(Amazon.co.jp) 」は、もう私のような宝石好きにはたまらないお話です。だって、宝石のあられがパラパラと降ってくるんですから。 きれいだろうなぁと思うと同時に、でも、当ったら、すっごく痛いんだろうなぁ、なぁんて夢の無い事も思ったりもして…。

ところで、石っ子 賢さんの宝石の世界を紹介している本があります。坂谷栄城 著書の「宮沢賢治 宝石の図誌(Amazon.co.jp) 」という本で、宝石や鉱物の写真も掲載されています。こちらは、宮沢賢治ファンならずとも、宝石・鉱物好きな人なら是非一度は目にして欲しい一冊だと思います。

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