血赤珊瑚誕生秘話
見るものを石に変えるメドゥーサ
美しい少女メドゥーサは、自分を戦女神のアテナより美しいと言った為、アテナの怒りを買ってしまい、髪の毛は毒蛇、歯は、猪の歯、手は青銅という醜い姿にかえられてしまいました。
メドゥーサは、見るものを石に変えてしまうという力を持っていたため、誰も退治することができませんでしたが、ペルセウスがピカピカに磨かれている盾と曲がった刀で眠っているメドゥーサの首を落とし、そのメドゥーサの首から落ちた血から、ペーガソス(ペガサス)が産まれました。
ペルセウスはペーガソス(ペガサス)に乗り、帰っていく途中、メドゥーサの首から滴り落ちた血が、砂漠に落ち、さそりとなりました。海に落ちたメドゥーサの血は、血赤珊瑚になりました。
<ギリシア神話>