ドレスデン・グリーン

ホープの兄弟?

The DRESDEN GREEN

40.7カラット。世界で最大のグリーンダイヤモンド。それが、「ドレスデン・グリーン(The DRESDEN GREEN)」です。

インドのゴルコンダで発見された、このダイヤモンドは、300年以上の歴史があるとされています。

1741年に、ポーランドのアウグストⅢ世(フリードリヒ・アウグストⅡ世)が購入し、1746年にドレスデンの美術館に収められ、「緑の丸天井」に展示されています。(ちなみに、、緑の丸天井は、形からそう呼ばれている建物であって、緑色をした天井に飾られている訳ではありません…って、こんな思い違いをするのは私だけか…。)1769年には、ブローチ(帽子用との事)となり、現在もその状態です。

通常、グリーンダイヤモンドは、自然界の放射線の影響によって、放射線の強く当たるところから色が変化していくのだそうで、つまりは、緑の部分を残してカットしていくと、グリーンダイヤモンド(ルース)の出来上がり!ということになるのですが、この「ドレスデン・グリーン」は、どこまでいってもグリーンらしい…(のですが、確認はとれていないので、サラッと流して下さいませ。)

産地が同じであることから、ホープとは、兄弟?と言われることもあるようです。

2000年に「ドレスデン・グリーン」は海を渡り、暫くの間、スミソニアン博物館にある「ホープ」の隣で展示されていました。

スミソニアン博物館で、ドレスデン・グリーンが展示された際に、ロナルド・ウィンストン(ハリー・ウィンストンの息子)が、両者を手にとったことで、ホープの呪いが解けたとも言われているようです。(「ドレスデン・グリーン」の兄弟愛といったヤツが、「ホープ」の呪いを解いた…ということでしょうか?…この部分も、サラッと流していただけると…です。)

しかし…。実は…。このドレスデン・グリーンの産地は、ゴルコンダではないという話も聞いたことがあります。本当かどうかは判りませんが、ブラジル産であった…という話です。

ドレスデン・グリーン(外部サイト/英語)

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