スフェーン

ダイヤモンドより光の分散が強い

Titanite/Sphene

化学組成…CaTiSiO
硬度…5

チタナイト(スフェーン)

チタナイト語源…(Titan)ドイツ語 (Titanium)英語「チタン」
ドイツ語、英語どちらが語源になったのかは
判りませんでしたが、どちらにせよ、
「チタン」が語源となっているのは事実です。

スフェーン語源(sphenos)ギリシア語「くさび」
和名…チタン石
くさび石

結晶系…単斜晶系
比重…3.53
屈折率…1.84−2.03
複屈折量…0.120
光沢…金剛光沢

チタナイトスフェーン)は、ダイヤモンドよりもファイアが強い(光の分散が著しい)石です。

色が豊富で、黄色や緑、やや褐色がかっているものも多く見られます。また、多色性が強く、角度によって、様々な色の煌きを見ることができます。大変に美しい石のひとつでありますが、硬度が低く脆いためジュエリーには向きません。

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