オパール
煌めく色たち
Opal
化学組成…Si2・nH2O
硬度…5〜6.5
語源…1.オパリオス(opallios)ギリシア語「色の変化を見る」
2.(upala)サンスクリット語「貴石」
和名…蛋白石(たんぱくせき)
結晶系…非晶質
比重…2.10
屈折率…1.37−1.47
光沢…ガラス状
オパールは、遊色効果(プレイオブカラー)が有名です。見る角度によって、赤・青・緑やその他いろいろな色がきらめいて見える様は、色が遊ぶというに相応しい感じです。オパールの中で遊色効果が大きいものは、プレシャスオパールと呼ばれる事もあるようです。
しかし、不透明で遊色効果のないオパールも存在しており、こちらはコモンオパールと呼ばれています。
オパールは水分を含んでいる石です。オパールの保存に乾燥は絶対禁止で、オパールが乾燥すると当然のように含んでいる水分も蒸発し、内部でひび割れなどが発生し、白く不透明(濁ったような感じ)になってしまいます。オパールが乾燥してしまった後では、どんなに水につけようが、元に戻る事はありません。