ペリドット

エメラルドのまがい物?

Peridot

化学組成…CuAl(SiO
(SiO)(OH)
硬度…7

ペリドット

[ 写真提供 : Seventhly's home page ]

ペリドット語源…エピトード(Epidote)「緑簾石」
ファリダット(Faridot)アラビア語「宝石) オリビン語源…オリビン(Olivine)「オリーブ」
和名…橄欖石(かんらんせき)

結晶系…斜方晶系
比重…3.34
屈折率…1.64−1.69
複屈折量…0.036
光沢…ガラス状〜脂肪状

美しいグリーンをしたオリビン。それがペリドットです。

ペリドットは、イブニングエメラルドというフォルスネームで、売られていたこともあり、夜、人工の光の下では緑の輝きが増したからとも言われていますが、淡い色のエメラルドと信じている人もいるようです。

イギリスでは「オリビン」、アメリカでは「クリソライト」と呼ばれてきましたが、紛らわしいとのことから、今では、ペリドットに統一されているようです。

個人的には、たしか、8月の誕生石はその昔、サードニクス(紅縞瑪瑙)だけしか言われていなかったような気がするのですが、そこに、いつからペリドットという名が加わったのかが疑問です。初めから名前があったけれど、国内でそれほどペリドットが流通していないから知られていなかっただけなのか、それとも…?

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