レインボーガーネット
虹色
Rainbow Garnet
化学組成…Ca3Fe2(Sio4)3
硬度…7
語源…(rainbow)「虹色」
和名…灰鉄柘榴石(かいてつざくろいし)
2004−2005年に、奈良でも産出した事から、ニュースなどでも取り上げられ、一躍有名になったのが、このレインボーガーネットです。美しい虹のようなメタリックのような輝きが特徴のアンドラダイトガーネットです。
宝石質なものは、メキシコのソノラ産のものがありますが、すでに絶産しており、市場にも、ごく僅かに出回ったのみでした。
ですから、そのような珍しい宝石が国内で、(しかも)採ることができる…とあって、鉱物コレクターのみならず、そういった趣味をもたない人も、レジャー感覚で産地に押しかけ、そしてあっという間に絶産となってしまいました。
その後、アメリカでも産したとの事です。
レインボーガーネットは、とても脆いために、ジュエリーとしての使用は進められません。見た目には、透明感がなく、宝石というよりは、諸に「鉱物」といった感じを受ける石でもあります。