パイロープガーネット

炎のような赤

Pyrope Garnet

化学組成…Ｍｇ_３Ａｌ_２（ＳｉＯ_４）_３
硬度…７．５

語源…パイロー(pyr)ギリシア語「炎のような」
和名…苦礬柘榴石（くばんざくろいし）

色の起源…クロム（Cr）,鉄（Fe）

結晶系…等軸晶系
比重…３．８０
屈折率…１．７２−１．７６
光沢…ガラス状

パイロープガーネットのその色は、炎のようなというべきか、血のようなというべきか…、そういった赤を持つこのガーネットですが、チェコで多く産出し、ボヘミアンガーネットとも呼ばれていました。ちなみに、有名なボヘミアンガラスは、当時とても高価だったボヘミアンガーネットをガラスで模造しようとしたことから作られ始めたと言います。