アイオライト

多色性で有名

Iolite

化学組成…MgAl(AlSi18
硬度…7

アイオライト
※オンマウスで色変わりの様子がわかります。

アイオライト語源…イオス+リトス(ios+lithos)ギリシア語
「青紫(菫色)+石」
コーディエライト語源…P.L.A.Cordier「人名」
和名…菫青石(きんせいせき)

結晶系…斜方晶系
比重…2.63
屈折率…1.53−1.55
複屈折量…0.010
光沢…ガラス状

アイオライトは、宝石名で、鉱物名は、コーディエライトといいます。少し前までは、ウォーターサファイアというフォルスネームで「変わったサファイアがありますよ〜」なんて言って売られていたこともあるそうです。当然、サファイアとは別物ですので、念のため。

アイオライトの大きな特徴は、その多色性で、上から見ると、青紫、横から見ると僅かに青や灰色が混じったような透明に見えます。

勿論、カットの加減ひとつで、多色性をわかりにくくも、解りやすくもできるらしいのですが…。多色性を強く感じるようにカットしてあると、割れやすいというようなことを聞いたことがあります。ジュエリーにする分には、多色性が強かろうと、弱かろうと、見ることができないので、多色性が感じられないようにカットしてあるほうが向いているということですね。

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