初めての鉱物
初めての鉱物…。それは、神秘の世界へ誘われるものでした。
実物を見たときに、胸がキュンと締め付けられるような…。正に恋!そんな感じでした。
いつも、どこかで言っているんですが、このサイトを立ち上げてから訪れてきた多くの鉱物サイト。どれも、特長があって多大なる興味を引かれるものでした。
しかし、本気でハマったら最後。どんどん買いまくってしまうjuraは、なるべく鉱物の販売サイトを見ないように見ないように過ごしてきました。
鉱物よりも、ルースが先!という目標(?)を持ち、少しずつでもルースを集めていこう。せめて、絶対欲しいルースはほぼ集めてから鉱物を考えよう。と堅い誓いを立てていました。立てていた筈なのに…。
実は、今回購入した緑柱石(アクアマリン)は、数ヶ月前偶然ネットで発見したものでした。透明度の高さと、ほぼ完全であろう柱状結晶に惹かれ、一時は毎日のように、売れたのか残っているのかをチェックしていました。最初は、なんとなく見つけてちょっと気になって…という感じで、劇的な!という感じではありませんでしたが、ゆっくりと「恋」を育んでいった感じです。
途中で、もしかしたら似たようなのが、もう少しお安く手に入るかも…と、いろんなリンクを辿って鉱物の販売サイトにお邪魔しましたが、本当に気になった緑柱石(アクアマリン)は、ありませんでした。(他の鉱物でキニナルのはいくつも出てきましたが…)
そして、思ったのは、ルースは似たようなのがあるかもしれないけれど、鉱物については、「出会い」を大切にしないと、同じなのは絶対にない!ってことでした。それは、見た目だけのことではなく、なんとなく感じる第六感的なものも。
今まで、ルースを購入する時は、
1.そもそも、その宝石(ルース)に興味があった。あるいは前から欲しかった。
2.購入を考えた上で、ルースを探していくうちに、juraがルースに一目惚れをする。
3.どんどん恋焦がれていって、どうしても他のものでは代用できなくなる。
4.購入
という、どちらかといえば無理やりにでも、嫁いでもらう(?)的な感じでした。相手(?)がjuraのことを好きかどうかなんて、関係なかったんです。
が、いろんな鉱物販売サイトを見ていると、あちらのほうから私にラブコールを送られているような気になる鉱物というものが、いくつかあったのです。
惚れ抜いて嫁いでもらうという選択もあれば、惚れられて嫁いでくるという選択もアリだな〜とちょっぴり思ってしまいました。多分、実際に鉱物を見ると、もっといろんな「ことば」を発しているんだと思うのですが、如何せん、ネット越しに、鉱物たちが発していることばを聞こうとしても、限界というものがあるのです。
そんななか、今回購入したこの緑柱石。これは「両思い」であったと思うのです。
juraにとっての初鉱物が「両思い」だなんて、なんて幸せなのか…と実感している毎日です。しかし、インクルージョンが少なく、透明度抜群で、母岩のついてないものを選ぶあたりが、鉱物初心者って感じなのかな〜と。juraにとって、原石はまだまだルースの延長線上にあるようです…。
ちなみに、今回の購入では、
1.なんとなく、緑柱石を発見。
2.ちょっぴり気になって、数日に一度くらいは売れたかどうかをチェック。
3.この石(緑柱石)が欲しくなってきたが、値段で二の足を踏み(というような値段でもないような気がしますが)、他のサイトをチェックし始める。
4.数日振りに気になっていた緑柱石のサイトを見る。緑柱石から「ねぇ、私にしてよ」と言われたような気分になる。
5.自分も、「あの子が一番」と思うが、それでも、原石に手を出す事に悩む。以降、毎日サイトをチェックし始める。
6.初めての経験だったので、慎重に慎重を重ねたが、後悔するよりは…と購入を決意。
という感じです。