千夜一夜物語

アラビア 説話集

Alf layla wa layla

シャーラザッドが王様に毎晩（千と一夜＝永遠という意味をこめているらしい）不思議な物語をお話することで命永らえ、ついには王様の愛を勝ち得るというこの「千夜一夜物語（Amazon.co.jp） 」は、夢と冒険、そして宝石がたくさんでてくるお話です。このお話の中に出てくる宝石の何分の一、いえ、何百分の一かでもあれば、一生遊んで暮らしてもお釣りがくるかも…。

そして、この「千夜一夜物語」の中で有名なお話は「アラジンと魔法のランプ」や「シンドバッドの航海（冒険）」、それに「アリババと４０人の盗賊」のお話ではないでしょうか。

「アラジンと魔法のランプ」では、アラジンが魔法のランプを取りに行った地下にあった庭の木に、宝石でできた果実がついて（なって？）いました。白いものは、ダイヤモンドや真珠。赤いものはルビーやガーネット。緑のものはエメラルドにひすい（硬玉）。蒼いものはサファイアやラピスラズリ。紫のは…と、おそらくは世界中のありとあらゆる宝石がある庭なのでしょう。

その他、シンドバッドにも、アリババにも宝石は出てきます。そしてそれだけではなく、様々なお話も宝石に絡むものが多いのです。アラビアのお金持ちは、ケタが違うというお話でしょうか。（いいえ、本当は知恵と勇気のあるものが最後には幸せになっていくというお話ですよね）

千夜一夜物語（外部サイト）